2月は「大瑠璃と梅」
【大瑠璃】
約16cmの小さな鳥。渡鳥で夏に日本へやってきます。メスは茶色っぽい色ですが、雄は鮮やかな青色の羽根色をしています。山地の渓流沿いで見られることが多い鳥です。滋賀は周りに豊かな山々があるので、市街地でもたまにみかけることがあります。カワセミと見間違えることもありますが、大瑠璃のお腹は真っ白です。
【梅】
滋賀県長浜市では毎年1月から3月ごろに「盆梅展」が開催されます。明治時代に建てられた慶雲館というお屋敷に鉢植えの立派な梅が約90鉢展示されます。高さ3メートルの巨木や樹齢400年と伝わる古木まで、見応えたっぷりです。
会場の慶雲館は、明治天皇のために建てられた長浜の迎賓館で、初代総理大臣の伊藤博文が名付けました。国の名勝に指定される広大な池泉回遊式庭園も見どころです。
本来の花札は「梅にうぐいす」。比べてみると面白いと思います!