1月は「冠かいつぶりとうつくし松」
【うつくし松(湖南市)】
樹形の美しさで、東海道の旅人を魅了してきた。国の天然記念物。
大正10年(1921年)国の天然記念物に指定された「うつくし松」は、湖南市平松にある美松山(びしょうざん)の南東斜面に、約150株が自生していて、この場所以外では確認されていない、非常に珍しい松。根本から枝が放射状に分かれる扇のような形をしているのが特徴で、樹齢300年の老木もある。
【冠かいつぶり】
首が長く、くちばしは桃色。頭上に黒色の冠羽があります。脚は体の後方に付いていて、脚だけで潜水ができます。渡鳥ですが、琵琶湖でも少数の繁殖が確認されています。
本来の花札は「松に鶴」。比べてみると面白いと思います!