にんにんじゃじゃーん 甲賀忍者は 薬の術
甲賀忍者(こうがにんじゃ)
現在の甲賀市を拠点とした薬の知識が豊富な忍者集団
現在の甲賀市・湖南市周辺には、伊賀流と並び知られる甲賀流忍者の⾥がありました。
戦国時代に活躍した甲賀忍者は「甲賀衆」と呼ばれた⼟豪・地侍たちであったと考えられます。 普段は農業をしたり、行商をしたりして各地の情報を探る一方、指令が下ると戦場やその後方へ出向き、裏での工作活動に参加していたと言われています。
忍者発祥の地、甲賀市には「甲賀の⾥忍術村」があります。広⼤な敷地に、忍術博物館やからくり屋敷・⽔ぐも池・⼿裏剣(しゅりけん)道場などがあって、昔ながらの隠れ⾥の世界を体験できます。ほかに「甲賀忍術博物館」「甲賀流忍術屋敷」などの施設も人気です。
甲賀忍者さん。読み札にある「薬の術」って何ですか?
私たちは、薬草を使って毒薬や火薬を作るのが得意だったんです。
もちろん、怪我や病気を直す薬の知識も豊富でした!
薬草はどうやって手に入れていたんですか?
伊吹山や蒲生には、昔からたくさん薬草が生えていんだよ。
それに織田信長が、ポルトガルの宣教師に命令して、薬草を植えたりしてたからね!
今でも、甲賀市には製薬会社が多いのは、忍者の知識のおかげなんだよ。