「け」の札は高島扇⾻

滋賀コレかるた

けずる竹は職人技たかしませんこつ

高島扇⾻ (たかしませんこつ)


扇子の骨組みをつくる伝統工芸。国産品の全国シェア90%

扇⾻とは”扇⼦の⾻”のことで、国産扇⼦の扇⾻の90%以上が、安曇川町と新旭町で作られています。

その昔、この町の間に流れる「安曇川」がよく決壊し、困っていた村⼈たちが堤防の代わりにたくさん⽵を植えました。その竹は、安曇川の恵みでたいへん良質な竹に育ちました。江⼾時代にはその⽵を使⽤した扇⾻づくりが、農家の農閑期の副業としてさかんになったのです。
この高島扇⾻は、京都や江戸へ運ばれ、それぞれ京扇⼦・江⼾扇⼦となり、全国に広まっていきました。

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