10月は「もみじに近江うし」
【近江牛】
近江牛の定義は「豊かな自然環境と水に恵まれた滋賀県内で最も長く飼育された黒毛和種」。
1590年(天正18年)に秀吉の小田原攻めのとき、高山右近が蒲生氏郷と細川忠興に牛肉を振る舞ったとされる史実が残っています。その後、蒲生氏郷が領地である日野で食肉牛を飼育したとされていることから、約400年前から滋賀には食肉文化があったことがわかります。
【永源寺のもみじ(東近江市)】
愛知川の上流の山間に建つ永源寺は紅葉の名所として知られています。参道の長い石段を上ると総門があり、総門から山門への参道はまさに紅葉のトンネルのようになります。散った紅葉が山道を埋め、深紅の絨毯のようになるのも見ものです。
同じ東近江市にある、湖東三山(百済寺、西明寺、金剛輪寺)も紅葉が素晴らしいです。
本来の花札は「紅葉に鹿」。比べてみると面白いと思います!