かたちはおっぱい 家康さんも食べた うばがもち
姥が餅(うばがもち)
400年以上の歴史をもつ、草津名物のあんころ餅
永禄年間(1558年-1570年)、織⽥信⻑によって滅ぼされた佐々⽊家義賢の曾孫が「福井との」という乳⺟に預けられました。「福井との」は曾孫を育てるため、東海道沿いに餅屋を開き、餅を売り始めました。やがてその美味しさが評判となり、乳⺟が作った餅なので「姥が餅」と呼ばれ、東海道を旅する人たちに、草津名物として知られるようになりました。
歌川広重の浮世絵『東海道五⼗三次 草津宿』にも草津宿にある姥が餠の茶屋が描かれており、松尾芭蕉、与謝蕪村をはじめ多くの著名⼈が姥が餅の茶屋に寄り、作品や⽂学の題材になりました。