「き」の札は糸切り餅

滋賀コレかるた

きるのは糸で 刃物つかわず いときりもち

糸切り餅(いときりもち)


多賀大社近くで売られている名物菓子。餅の中はこしあん

1274年と1281年、モンゴル帝国が日本を支配しようと、数干隻の大群で博多沖に押し寄せてきました。
しかし2度とも台風により、モンゴル帝国の船は大打撃を受け、日本は難を逃れたのです。
その時に起こった台風を「神風」と呼び、各地の神仏に感謝したとされています。

その時に、多賀⼤社に平和を願い敵の旗を模した⻘と⾚の三本線のお餅を奉納したのが、現在の糸切り餅のはじまりとされています。
三味線の糸で餅を切るのは刃物を使わず悪霊を断ち切る、すなわち平和を意味して居るそうです。

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