「り」の札は近江商人

滋賀コレかるた

りそうはハッピー 〝三方よし〟の おうみしょうにん

近江商人 (おうみしょうにん)


近江出身の商人。「買い手よし、売り手よし、世間よし」が理念

近江商⼈の発祥の地の一つに、五個荘町があります。五個荘町は⽩壁と⾈板塀の蔵や屋敷、優雅な庭園などを町内のいたるところで⾒ることができます。
近江商⼈とは、近江に本拠地をおく商⼈のことで、近江⼋幡・⽇野・五個荘から特に多く輩出しました。その中でも五個荘出⾝の近江商⼈を五個荘商⼈と呼んでいます。五個荘商⼈は江⼾時代後期から明治時代に活躍し、近江商人から始まったとされる、多くの商社などが、現在も残っています。

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滋賀の人が商売をしていると、近江商人ってことですか?

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もともとは、江戸時代から明治の初めにかけて、近江出身で近江以外の地域と商売をしていた人を近江商人っていうね。
他には、大坂商人、伊勢商人って言われてる人たちもいたよ。

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じゃあ、今は近江商人っていないんですか?

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近江商人には、「三方よし」っていうすごく立派な理念があってね。
「売り手よし、買い手よし、世間よし」、つまり、売る人・買う人・社会みんなが幸せになる商売をしようって目標なんだ。
だから、今でも「三方よし」の仕事をしている人は「近江商人」ってことになるかな?

ちなみに、「三方よし」は五個荘出身で、伊藤忠商事創業者・伊藤忠兵衛が広めたって言われてるよ。

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