えー湯やなぁ 最澄さんが発見 おごとおんせん
おごと温泉(おごとおんせん)
琵琶湖の南西部に位置する温泉。約1200年の歴史がある
「おごと温泉」は、約1200年前に⽐叡⼭の伝教⼤師、最澄によって発見され利用され始めました。
雄琴にある寺の境内に念仏池という小さな池があり、ここから地下水が湧き出し、この水を飲むと病気が治るなどと語られていました。人々はこの水を霊泉とし大切に守られてきました。
おごと温泉の泉質はpH値9.0という⾼いアルカリ性単純温泉で、肌をなめらかにするそうです。
はじめまして!最澄さん♪
自己紹介をお願いします!
生まれたのは、大津の坂本にある生源寺(しょうげんじ)あたりだよ。
父がその辺りを治めていて、僕も子どもの頃からよく勉強をしていたなぁ。
13歳で僧侶になり、最澄という名前になったんだ。
比叡山の近くで生まれ育ったんですね。
そうだね。奈良の東大寺や唐(今の中国)へ行って勉強していたこともあるけどね。
39歳くらいで、比叡山で天台宗を開いたんだよ。
真言宗を開いた空海とは、唐で一緒に学んだ仲なんだ。