「ぬ」の札は琴引浜

京都コトコトかるた

ぬきあしさしあし ことびきはまの なきすな キュッキュッ

琴引浜


全長約1.8キロメートル。日本海に面し、そのほとんどが鳴砂の浜

「琴引浜」は京丹後市網野町にある掛津(かけづ)地区にある〝鳴砂(なきすな)の浜〟として有名なビーチで、国の天然記念物に指定されているほか、日本の音風景百選、日本の渚百選、日本の青松百選といった、数々の百選にも選ばれています。

砂浜を歩くと「石英(せきえい)」の摩擦でキュッキュッと音がします。石英は砂に含まれるキラキラひかるガラスのように透明な小さな粒のこと。外から力が加わると、この石英の砂粒の層が振動して鳴るといわれています。

鳴き砂の大敵は、ホコリや泥、油など。網野町では琴引浜を日本初の禁煙ビーチに指定。砂浜での喫煙、花火、キャンプ、炊飯など鳴き砂に悪影響を与える行為を禁止し、地域全体で環境保全に力を入れています。

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