「り」の札は丹後とり貝

京都コトコトかるた

りっぱなかいは あじもばつぐん たんごとりがい

丹後とり貝


舞鶴湾などで生産される大型のとり貝。初夏に出荷

とり貝は、ホタテやアサリと同じ二枚貝の仲間で、寿司だねとしても利用される高級貝です。

とり貝は、高水温に弱く、環境の影響(特に酸素不足)で死んでしまう可能性があるため、多くの地域では夏を迎える前に漁獲します。けれども丹後では夏を越えて2年近く生育させるため、大型に成長します。舞鶴湾、栗田湾、宮津湾は、大型の天然とり貝が穫れる日本有数の優良漁場として知られています。

「丹後とり貝」の出荷は4月下旬から6月下旬が中心。大きいものでは殻長(殻の直径)が10センチメートルほどにもなり、一般のとり貝と比べるとその差は一目瞭然。たいへん肉厚で、歯応えが良く、独特の甘みがあるとして人気の食材です。

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