「や」の札は和束の茶畑

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やまいちめん みどりのチャチャチャ わづかのちゃばたけ

和束の茶畑


京都府南部に位置する、約800年前から続くお茶の産地

「和束茶(わづかちゃ)」は、京都府相楽郡和束町で生産されるお茶で、そのブランド名でもあります。大部分のお茶は、茶問屋を通じて〝宇治茶〟として出回るため、和束の地名は一般に広く知られていませんが、京都府内でもトップクラスのお茶の生産量を誇ります。

和束町は朝晩の気温差が激しく、また、山の間を和束川が流れるため朝霧が発生しやすいという、お茶の生産に向いた気象・地形。800年にわたって地元の人々が急斜面を開墾して作ってきた茶畑は、約600ヘクタールもの広さがあり、町全体に点在しています。

茶畑と瓦屋根が残る集落が一体となった美しい景観は全国的にも珍しいもので、 「宇治茶の郷 和束の茶畑」が2008年に「京都府景観資産登録地区」の第1号に認定されました

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