「よ」の札は太秦

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太秦


日本映画発祥の地と言われ、現在も2つの撮影所がある

近代化が進む明治時代、フランスで発明された〝シネマトグラフ(カメラ付き映写機)〟を持ち込んだのは京都出身の実業家・稲畑勝太郎でした。1897年に日本初の活動写真(無声映画)の試写実験に成功。その後、映画は次第に人々の娯楽として定着していきました。

1923年に関東大震災が起こると、東京から多くの撮影所が京都に移転し、太秦は映画製作の一大拠点に。その隆盛ぶりは〝日本のハリウッド〟とも称されるほどでした。

現在も太秦には、東映・松竹の撮影所があり、映画やテレビの撮影が連日行われています。1975年には、時代劇の復興をかけたテーマパーク「東映太秦映画村」がオープン。近年はシネマフェスティバルなども開催され、新たな映画文化を発信しています。

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