「け」の札は金閣寺

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けんらんごうか きんぱくまぶしい きんかくじ

金閣寺


正式名称は鹿苑寺。庭園や建築物は極楽浄土を表現

正式名称を鹿苑寺(ろくおんじ)といい、相国寺の塔頭寺院の一つ。舎利殿(しゃりでん)の「金閣」が特に有名なため一般的に金閣寺と呼ばれています。

室町幕府第3代将軍の足利義満は、1397年に山荘である北山殿(きたやまどの)の造営に着手し、舎利殿(しゃりでん)の建設を始めました。舎利殿とは、釈迦(しゃか)の遺骨である仏舎利(ぶっしゃり)を安置する建物のことです。翌年に舎利殿が完成。足利義満は1408年、51歳でこの世を去るまでこの舎利殿に住んでいました。

金閣を中心とした庭園・建築は極楽浄土をこの世にあらわしたと言われ、時には華やかな政治の舞台ともなりました。金閣の屋根の上には金色の鳳凰(ほうおう)が輝き、その豪華さを今に伝えています。2020年に屋根の改修工事が行われ、金色の輝きがより増しました。

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